3日で決めた私の結婚

桜新町の結婚相談所グッドライフ カウンセラーの秋山です。

 

私は、母から期待されて育てられた長女で、母が望むような結婚をするべく、

国際弁護士や、東大卒の官僚の男性たちとのお見合いもしましたが、私にはぜったいにこういう結婚は合わないということは、自分でよくわかっていました。

案の定、海辺で、波を見ながら暮らし、波がある日は仕事をしないというスタンスで生きている人に出会い、これだ!とひらめいてしまい、3日で結婚を決めました。

もちろん母は半狂乱となり、こんなに何もない男と結婚させるために、今まで手塩にかけて育ててきたわけではない! と毎日泣きました。

婚活のお見合いサイトで検索事項で入れる条件でいうと、何一つない!何にもない人であり、あるのは、素敵な感性だけ!という人でしたから。

若かった私は今まで出会ったこともない男性で、こんなに何もないくせに、こんなに毎日を幸せに生きている人がいるということにびっくりでしたし、見栄もはったりもなく、人生の優先順位の第一位が、目の前の海に良い波が立ったら、その波に乗るというそのシンプルな人生観、いままでエリートの男性しか見てこなかった私としては、何もかもが驚くことばかりで、とっても魅力的に感じてしまったわけです。

 

結婚は思い込みと勢い

 

これは年齢とともに、難しくなることで、私がその時にアラサーだったら、ひょっとしたらこんな決断はできなかったかもしれませんね。

でもいくつになってもできると信じたいですね。やはり一瞬でも、相手が輝いて見えて、他の人とは違う!と勘違いでもいいから、思い込める相手と結婚したいですもの。

ほかの人が何と言おうと、親が何と言おうと、結婚するのは自分ですし、自分の選択、自分の決断ですから、一瞬の勘違いをしたいものです。

私のこの結婚については、たくさん記事をかける要素満載なので、また少しづつ書いていくことにします。

 

何もないことを最初からわかった相手と3日で結婚を決めた私は、自分と結婚したからには、お金をたくさん稼いでくださいとか、家を建ててくださいとか、そんな大それた期待などするわけもなく、私が素敵だなと思って選んだ相手の、その時の魅力はずっと一生そのままでいてほしいと思いました。これでお尻をたたいて、家族もできだんだから、働け働けと言ったら、この人のこの魅力はなくなってしまうし、それでは親に大反対されてまで、親を裏切ってまで、結婚した意味がない、と思ったので、今年で結婚して35年、主人はいまだにあの時となに一つ変わることなく、ただの海辺のサーファーです。

 

そんな何もない男が私は好きです