桜新町の結婚相談所グッドライフの、秋山です
先日入会相談にいらしたお嬢さん、
どんな結婚を希望しているかを聞いたところ、
「一言で説明のつく相手と結婚したいです」
〇〇会社の社長の息子、とか
東大卒財務省勤務、とか
誰が聞いても瞬時にわかる肩書を持つ相手と結婚したいということです。
「わあ~このセリフ! なつかしいわあ~!35年前に母に言われたセリフだ~」
と思わず言ってしまいました。
母から大きな期待をされ、私の結婚相手はそういう人と、
と強く望んでいた母が、海辺の貧乏サーファーと結婚すると言い出した私に、
半狂乱になり、大反対した35年前、
「私はあなたに一言で説明できるような相手と結婚してほしいのよ~!」
と叫んだことを思い出しました。久々にこのセリフ聞いたなあ~と。
私の主人のことを人に説明するときに、一言で言えば、
「海辺の貧乏サーファー」
ですが、人となりやどうしてそういうライフスタイルなのか、
どんなところに魅力を感じたかなど、
2時間位かけて説明しなくてはならない相手です。
35年前に、母は、うちの主人のことを
「あなたお友達が集まる場所に連れて行って、この人と結婚しますと堂々と紹介できるの?」
と言いましたが、
「あたりまえでしょ! できるにきまってるじゃない! 私が選んだ人なんだから!」
と大見得切りました。
私の中では、人にどう思われるかなんていう発想は微塵もなかったと思います。
人に、「さすがに、あなたすばらしい経歴のエリートと結婚したのね~」
なんて賞賛してもらう必要はないと思っていたし、そうしたいとも思わなかった。
でも人それぞれ価値観や、求めているものは違うから、否定はできませんね。
自分が幸せだと感じるポイントは、100人いたら100通りあると思うから、
どうしても自分にとって譲れない、固執したいポイントがあるなら、
それは貫き通し、それに合致する相手を選ばないといけないですね。
婚活をし、いろいろな経験や想いをしていくうちに、
だんだんに変わっていくというのも多々あります。
結局最初考えていたような路線ではない相手と結婚する人もたくさんいます。
すべてはご縁なので、自然な流れ、ご縁の流れに導かれて、収まるべき場所へ収まるのです。