桜新町結婚相談所グッドライフの、秋山です。
結婚相談所のサイトに載せる、身上書の写真、これは男女ともに言えますが、8割がた実際とは違います。
まず相手に選んでもらうには、入口の写真が悪かったらまず選んでもらえませんし、
その看板となる写真は、女性は特に気合いをいれた写真を、写真館で撮ってきて、載せていますので、
お見合いの待ち合わせ場所に現れた人が写真とは、「別人」
というのはよくあることで、
待ち合わせ場所でうまく会えないということも珍しいことではありません。
前にうちの男性会員が、待ち合わせ場所から電話をしてきて、
相手の女性に会えないというので、先方仲人に電話をして、何色の服を着ているか聞き、それを彼に伝えましたが、
それでも会えず、30分以上探したのですが、結局会えずに彼は帰りました。
実際には相手の女性は、待ち合わせ場所に立っていたそうで、
それを後から彼に伝えたところ、完璧違うだろうという女性は確かにいたと言い、
彼女の方はこちらの男性のことわかっていたようでしたが、
声をかけてくれなかったという例がありました。
私も時々立ち合いで、お見合いの待ち合わせ場所に行き、身上書でイメージしている相手を探し、声をかけますが、
一回で正解だったことはあまりなく、相手が男性でさえ、写真とは違うのがあたりまえのようなところがあります。
でもこれは、婚活界では仕方のない常識のようになっているところで、写真が悪ければ、どうしようもないところあるし、
ある程度盛るのは、暗黙の了解となっています。
あえて、写真館ではなくスナップ写真にして、実際にお見合いすると、
「写真より実際の方がずっといい」
というパターンもあり、これはだいたいうまく行くということ多いです。
男性は特にきれいな女性の写真を頭に強くイメージして、お見合いという現場にやってくるため、
相手が現れて顔が合った瞬間、一気にテンションが落ち、
そこから上がってこれないという例も大変多く、
よっぽど会話が弾み、話が合って、楽しいお見合い時間を過ごせれば、
写真と違うことも帳消しになるけれど、なかなかそこまでの実力のある会話力のある女性は多くはないので、
「写真とあまりにも違うので」
という理由で断ることもあります。
前にほかの仲人さんに聞いたひどい話では、
お見合いが始まり、途中で男性がトイレに行くと言って、席を立ったまま、
二度と戻ってこなかったという話もあります。
でも反対に、
「写真とは確かにだいぶ違いましたが、とても話が合ったし、人柄もよかった」
と言って交際に進むこともあり、
こればっかりは、やはり相手との相性で、乗り越えていける場合もありますので、何とも言えません。
資料交換会で仲人同志集まって、身上書を交換し、お見合いを組むときには、
私は、相手仲人に、
「この女性の写真すごくきれいだけど、何割増し?」
と聞くこともあります。
そうすると仲人も、「う~ん、、2割増し?かな?」とか
「この通りよ~」というときもあるし、
それも仲人は自分の会員がかわいいし、思い入れが入っているから、あてになるときもならないときもありで。
男性会員たちも場を踏んでくれば、
身上書の写真と実際が違うことを身をもって体験し、よく学習してくるので、あまり期待しなくなります。
「違う」ということ大前提で臨めば、どうってことありません。
期待しなけりゃ、通常営業です
やはり男女ともに、何万人もいる中から、ご縁あって、お見合いをすることになったのだから、
そのお見合い時間を大切に、真摯な態度で臨み、せっかくの貴重な時間なのだから、
万が一自分のタイプではないとか、この人は違うなと思ったとしても、
その時間をいかに楽しい時間にするか自分の実力を試す練習の場だと思って、
素晴らしいドラマを作るつもりで、過ごしてほしいと思います。
会話の中で相手の良いところを引き出して、うすっぺらな世間話で終わらせるのではなく、
私だったら、いろいろ聞きだして、盛り上げたいと思います。
世の中には本当にいろいろな人がいるし、話をするって、
そんな相手の考えていることなど知る貴重な場だから、
とても勉強になると思うのです。
お見合いはそれを楽しむ時間だと思ったらいいですね。