桜新町の結婚相談所グッドライフの、秋山です。
昨日と今日はうちの毎月やっているお見合いパーティーの日で、
昨日は年少組今日は年長組の日です。
みんな、手料理がたくさん出ることがわかっているので、夜18時からのパーティーですが、
朝から何も食べずに来る人もいて、私が大衆食堂のおばちゃんばりに、
あれも食べろこれも食べろと、口出しするので、
みんな何度もお代わりに来て、よく食べてくれます。
やはり、一生懸命作っている方としては、おいしいおいしいともりもり食べてもらえることが何よりうれしく、
お見合いパーティーなのに、「食べる」がテーマになっているところもあります。
結婚相手には、「いっしょにおいしく食べる」ということも大きな要素となりますし、
食べることを介して、相手を観察するポイントも見えてきます。
たまに、緊張感を隠すためか、食べずにお酒を飲んでばかりいる男性もいたり、
好き嫌いがたくさんあって、食べるものが限られる人がいたり、
自分でおさらにとっていながら、それを残すとか、
しゃべっているとお箸がストップしてしまう人(話しながら食べるということができない人)がいたり、
食べているときに左手が下に降りているとかひじをついているとか、
男性なのに、グラスを持つときに左手でもグラスの底を抑えて、両手て持つために、なよっぽく見えるとか、
お箸の持ち方がおかしいとか、
女性がテーブルの下で、足を組んでいるとか、
本当に観察するポイント満載です。
会話についても、テンション低く、会話がすぐに途切れ、女性が気を使って、何か質問しても
それに一言だけ答えるだけで、またそこで会話が途切れ、押し黙る男性とか、
反対にしゃべりすぎて、矢継ぎ早に相手に質問をし、相手がそれに答えても、そこから会話をふくらませることができず、また次の質問を投げかけ、女性側は自分の答えていること、どうでもいいのかい?!と思ってしまうというパターン、
見ていると本当につっこみどころ満載で、よその会員については、それぞれの仲人さんにあとからフィードバックするので、
うちのパーティーに参加して、なにかひとつでも学びがあれば、
今後の婚活に生かせたらと、思っています。
やはり本人たちは自分自身のことに気づいていないし、
これは言ってあげないと、今後も同じ失敗をくりかえすことになるので、
あえて言うことにしています。
ホテルなどでやるパーティーと違い、うちはマンションの一室で、
まさにホームパーティーで、手作りの家庭的な雰囲気なので、
そんな中で、料理について
「これは、おいしいですね」とか
「これはどうやって作っているんですか?」とか
「ぼく、これ気に入りました」
とか言ってくれる人がいると、作っている方としては、とてもうれしく思います。
私がお皿を下げる時に、
「ごちそうさまでした」とか
「とってもおいしかったです」とか
言える人もいいですね。
そんなちょっとした一言がとても大事と思っています。
それが言えるか言えないかでその人の価値が上がりますね。
それは急にとってつけてもできないことで、
日頃から相手に感謝するという姿勢をもって生きているか生きていないかがそんなところに表れますね。
うちの男性会員なども、最初のころは本当に気が利かなった人が、いろいろ育てていくうちにだんだんと成長し、
パーティーが終わって帰るときに、
「今日は久しぶりに参加ができて、とてもうれしかったです」
なんていうセリフが言えた時には、
そんな普通のレベルのことでもその人にとってはすごい進歩だったりするので、こちらは涙が出るほどうれしかったりするのです。
なんて、成長したんだろうという感激の涙が出ます。
子育てと同じですね。