人を幸せにする料理

桜新町の結婚相談所グッドライフの、秋山です。

先週末はうちで月に2度やっているお見合いパーティーでした。

今回の料理は写真の13種類。

いつも写真を撮り忘れるので、今回は仕上がったところでパチリ。

 

私の料理は、プロに習ったものではなく、母から教わったものや、自分で考えて作っているもので、The 家庭料理の、お惣菜料理です。

野菜が多く、刻んだり、丸めたりと、手間はかかりますが、
材料費は安く、季節感や、いろいろな味のメニューをそろえることに気をつかっています。

 

母の口癖は、

「料理は手間をかけなければ、おいしくできない。
手を抜いてはいけない」

 

私が母から習った料理を作って、残り物など持っていくと、

「これ、あの工程を抜かしてるでしょう?! あの手間をかけないと、おいしくならない!」

とすぐに手を抜いたことがばれ、厳しく指摘されます。

 

いつも思うのは、料理は時間がない状態で、あわててバタバタ作ってはいけない。

時間にも心にも余裕のある状態で、作らないと、と思っています。

 

パーティ―のこの料理は、もちろん私が一人で作っているので、前々日から、買い出しをして、漬け込むものは漬け込みなど始め、できることは前日にやったり、当日あわてないよう、計画的に作っています。

買い出しも50ccバイクでやるので、一回では積みきれないくらいの量で、
スクーターの足を置く台にもぎっしり置くため、
自分の足を置く余地がなくぶらぶらさせながら走るという綱渡りのようなことをやっています。

 

肉団子など丸める時も、かわいいかわいいと思いながら丸め、それを油で揚げて、

そのあと鍋の中で煮汁で煮る時にも、時々ひとつひとつをたこ焼きのようにひっくり返して、
まんべんなく味がしみこむようにしますが、

そんなときにも、肉団子君たちが愛おしくて愛おしくて、丁寧にひっくり返します。

 

料理は、「面倒くさい」という気持ちではできませんね。

一瞬でも、面倒くさいと思ったら何も作れないかもしれません。

 

私はB型代表みたいな性格なので、決して繊細な仕事はできませんが、料理に対しては、

気持だけは愛情をかけて毎回作っています。

 

よく食べた人たちが、

「秋山さんの料理は、やさしい味がする~!」と言いますが、

 

私は、

「性格はぜ~んぜん優しくないんだけどねえ~」と言っています。

 

パーティ―の時にはレシピもコビーして用意し、その日出した料理のレシピを配ります。

自分が作っている料理でも、あ~これは○○さんに教えてもらった料理だったなあ~などと

その人のことを思い出しながら作ることも多いので、このレシピの伝承って、とても素敵なことだと思っています。

その料理ひとつひとつに思い出があって、
それを死ぬまでずっと作り続けていくわけだから、ものすごい財産ですね。

自分が、料理を作ることに面倒くさいと思わない質で、よかったです。

人って、おいしかった~と思う料理のことは、記憶に残るし、

おいしい料理は、人を間違いなく、幸せにします。