1990年から始めているこの仲人業ですが、よくどうして始めたのですか?と聞かれます。
私は友達が多く、周りの人から、紹介を頼まれ、最初は私の独断と偏見で一組づつ組み合わせて、引き合わせていましたが、それより何名かづつお見合いパーティーという形にしたほうが、出会いの場が広がるかと思い、定期的にパーティーを開くことにしました。
最初長い間、ホテルでやったり、屋形船でやったり、夏は海辺のレストランでやったりといろいろな趣向でやっていましたが、ここ15年くらいは、4対4という少人数で、私の手料理で家庭的なパーティーをやっています。
ずっと長いことすべて口コミだけで、参加者を募ってパーティーをやったり、私の料理で1対1のお見合いディナーもやっていましたが、ひょんなきっかけで、5年ほど前に仲人の連盟があることを知り、加盟することになりました。
これにより、全国の結婚相談所とつながることができ、自分の会員の身上書をサイトに載せ、
お見合いを申し込んだり、申し込まれたりと、お見合いを組むことができるようになりました。
今まで一匹狼で自分流にご縁を作ってきたので、世の中に自分と同じようなおせっかいな世話焼きおばさんたちがこんなにたくさんいることを知り、本当にびっくりで、みな志が同じなので、話が合わないわけがなく、よその仲人さんたちとひざをつきあわせて、情報を交換し、身上書を交換しながら、お見合いを組み、交際に入ってからも、お互いにフォローしながら、成婚に導くという、私はこの昔からの手作り仲人方式が一番性に合っているので、もちろんサイトも利用しますが、こんなにたくさんの仲人さんと知り合えたことが、この連盟に加盟した一番大きな意味がありました。
今、親しくしている仲人さんたち70名ほどに向けて、秋山通信というメールを定期的に送り、仲人の横のつながり、情報交換のツールとして、仲人さんたちにも載せてほしい情報を募り、みんなで助け合いながら、会員さんの幸せな結婚のため、日々活動しております。
私のライフワークである、毎月のお見合いパーティーも、仲人仲間の皆様が参加者を出してくれるので、今まで一人きりでやっていたのと違って、一気にご縁が広がり、仲人さんたちも自分の会員についていらして、パーティーでの様子を観察しながら、私の料理を食べながら、仲人同志も情報交換で盛り上がるというダブルでのご縁の場となっています。
私は会員のご縁は、まず仲人同志のご縁から、と思っています。
私と同じく熱い仲人さんたちと話をしていると、朝まででもしゃべっていられるくらい、盛り上がります。
昔、私の天職は、
人と人をむすびつけること
だと占い師に言われたことがあり、結婚の仕事は、自分の天職だと思っています。
自分の会員だけでなく、よその会員もみな自分の子供のような気持ちなので、よその仲人さんにこんな会員いるんだけどだれか相手いないかしら?と言われると、うちにはいないけど、○○さんのところにいるわ~とその仲人さんを紹介したりと、仲人同志をむすびつけるということもしょっちゅうやっています。 利益関係なく、お世話をしている会員さんたちが一人でも多く結婚できたらよいと、ただただ単純にそう考えながら、年中無休24時間体制で、活動しています。
人のお世話をすることが自分自身の幸せ
その想いだけです。