貧乏バンザイ!

桜新町の結婚相談所グッドライフの秋山です。

 

「お金がないのは、首のないのと同じ」

 

私が3日で自分の結婚を決めたとき、母に言われたセリフです。

「あなたは、今までお金の苦労をせずに育ってきているから、お金がないのがどんなに

大変なことかわからない。今私が言っている意味が必ずわかる日が来る」と、

母は半狂乱になって、私が首のない男と結婚しようとしていると絶叫して、反対しました。

若かった私は、「私が一生懸命働くから、ぜったいに大丈夫!」と、母の反対を押し切って結婚しました。

それからは、自分ができるすべてのこと、すべての力を出し切って、お金を生み出し、

二人の子供を、大学を出すまで、働き続けてきました。

幸いにも、親のおかげで、大変頑強で健康な身体を持ち、心身共にタフなので、

今まで一度も体の具合が悪いとか疲れたとか感じたことがなく、働くことが大好きなので、ありとあらゆる仕事をしながら楽しく、ここまで来ました。

大学時代バイトをしながらお金を貯めて、卒業後は自由が丘で塾を開き、子供が生まれるまでは塾をやっており、その後は、いまやっている仲人業、英語のイベント、をやりながら、夜は西麻布のクラブでピアノを弾いたり、広尾でパンやを始めた後輩の手伝いで、朝早くからパンを焼いたり、自分で立ち上げた有限会社で、人材派遣をやったり、コンパニオン派遣をやったり、料理教室をやったり、できることはすべてやってきました。

そんな力を発揮できたのも、すべては

 

貧乏のおかげ

 

もし、私が母の望む通り、エリートとの結婚をして、お金も十分にあり、働く必要もなかったとしたら、私はちっとも幸せではなかったと思います。

すべてのことが私の肩にかかっている結婚で、毎月、学費セーフ、家賃セーフ、とぎりぎりの綱渡りのような生活でしたが、それが最高に楽しかったし、一つづつクリアしていくたびに自分で自分を褒めたたえ、「私ってやっぱりすごいじゃん!」という気分でした。

 

自分の出番がある

 

これはとても必要なことであり、私は貧乏な結婚をしたおかげで、自分がやりたいと思うことを何の制約もなく、自由にできるという特典を与えられたわけです。

貧乏を逆手にとって、自分のエネルギーを最大限に使って、自分がやりたい仕事ができたわけで、これは私にとっては、最高に幸せなことです。

だから

 

貧乏バンザイ!

 

こんな話を、相手にばかり求めている婚活女性たちに話すと、

「私は玲子さんみたいに強くないので、相手に頼りたいんです」と言われてしまいますが。

(;´д`)トホホ