桜新町の結婚相談所グッドライフ カウンセラーの秋山です。
よく、
結婚を決めるきっかけがわからない
この人と結婚したいと思えるタイミングがわからない
と、何を決め手に結婚を決意したらよいかわからないという声を聞きます。
よく、お見合いをしてお断りの理由を聞くと、
「この人との結婚のイメージがわかないから」
と答える人が多い。
初めて会って、2時間ほどお話しをしただけで、そんなすぐに結婚のイメージなんて沸くだろうか?
もちろん中には一目見た瞬間にこの人だ!と思える場合もあるし、なんか昔から知っている人みたいな気がしたとか、この人と結婚するなと直感的に思ったとか、そういう話もあるし、そんな私も3日で結婚を決めた口だから、そういう例もあるが、たいていの場合は、なんかピンとこないとか、可もなく不可もなく、良い人だとは思うけれど、あまり前向きな気持ちになれないので、お断りします、といった場合が多い。
だいたいにあまり自分を上手に表現できない男女がお見合いをしているわけだから、初めて会った日に、自分の魅力を最大限に相手に伝えるということなど、なかなかできないと思うし、相手をなんか物足りなく感じるのは、当たり前だと思います。
でもお見合いは一発勝負で、その時に良いと思わなければ、次がないわけです。
そうやってすれちがってしまうカップルがどれだけ多いかわかりません。
だいたいにお見合いの場を持っているというだけで、何万人という婚活会員の中からその日を迎えたわけで、これもすごいご縁だと思います。
一つ一つのお見合いを大切にして、そのお見合いの2時間を有意義な時間にしてほしいと
思っています。もちろん会った瞬間に、生理的に無理とか、そう思ったらそれは仕方がありませんが、たいがいの場合は、お互いその時間を楽しむことできると思います。
世の中の結婚しているカップルは、自分の理想通りの相手と電流が走って結婚したなんていう人は5パーセント位しかいないのではないでしょうか?
自分の理想とは正反対の人と結婚したとか、最初のうちは、あの人だけは絶対ない!
と思っていたとか、そんな風に思っていても、お付き合いをしていくうちにだんだんと相手の良いところを発見し、結構一緒にいると居心地がいいなとか思ってきて、結局結婚したという人たちがほとんどだと思います。
お互いにすり合わせをして、この点は自分とはちがうけど、自分はここまでなら歩み寄れるなとか、このくらいなら我慢の範囲内だとか、自分だって悪いとこあって相手も我慢してくれてるんだから、とか、世の中の人はみんなそうやって、相手と調整しながら、暮らしています。
そういった歩み寄りをできる相手かどうか
お互いに相手に合わせて自分を変える伸びしろがあるかどうかではないでしょうか?
人と一緒に暮らしていく、結婚するとは、そういうことだと思います。
結婚していない人は、頑固な人が多いと、思っています。そう、簡単には自分を変えられない人は、だれかとそのすり合わせ作業をすることが難しいですね。
それが嫌なら、いつでも自分の思った通りに、自由に生きられるよう、独身を通したほうが幸せです。