昨日の続き(男女の違い)

桜新町結婚相談所グッドライフの、秋山です

昨日のピザ事件に続き、男女の違いについて

うちの男性会員が半年ほど交際している女性との様子を、時々電話で聞いていますが、

 

「なんかすべてにおいて違うと感じることばかりで、お互いに笑っちゃうんですよ~」

 

というので、

 

「笑い合えるというのは、とても良いんじゃないの?

普通は違うと感じた瞬間に相手には何も伝えず、交際終了する人だって、たくさんいるんだから」

 

と私が言うと

 

「でも、僕は、この感覚の違いをとても重視しているので、

この人にプロポーズしようと言う気持ちにまだ踏み切れないんです」

 

二人のデートの間に、目に入った事柄について、

彼がこう思うと、意見を言うと、彼女は必ず否定してくるというのです。

そして全然逆の意見を言う彼女に対して、ほんと世の中をわかってないな、、、と

思ってしまうというのです。

 

自分の考えが必ずしも正しいわけではない、ということ、

 

これを大前提に会話しないと、

それに賛同してくれない相手とは、一生折り合っていけないですね。

価値観が合う人がいい、という考えはもちろんごもっともですが、

だいたいに価値観がすべてぴったり合う相手なんかこの世にはいませんし、

合わないところも多々あるけれど、

一緒にご飯を食べると楽しいとか、

自分の話をうんうんと聞いてくれる時の空気感が心地いいとか

自分と違う意見を言う相手が興味深いとか

 

自分自身が頑固で意固地なところがある人は、人の考えを受け入れることができないし、

自分の考えが絶対に正しいと思い込み、とても生きにくいと思います。

 

婚活市場にいる男女のほとんどの人が頑固だと、私は思っています。

やはりどこかこだわりや譲れない部分(もちろんそれも個性ですから大切な部分ではありますが)があり、

それに寄り添える相手を探しているところがありますね。

 

共通な趣味がある人がいい、ということをいう人もたくさんいますが、

私なんか共通の趣味、共通の友達なんていなくたって、

それぞれ自分の好きな世界をもっていて、たま~に接点を持つ位で、

一生一緒にやっていくには良い距離感ではないかと思っています。

接するところが1ミリもなかったら、もちろん結婚する意味はありませんが、

共通点がたくさんあることはあまり重要ではないと思います。

 

相手の好きなこと、こだわっていることを尊重して、大切にしてあげながら、

自分は自分で自分の世界を構築してその中で楽しんだらいいと思います。